2019-01-01から1年間の記事一覧

RNA

生物が誕生する前の大昔の地球の原始大気には、今の生物が持っているような複雑な分子はなく、単純な分子しかありませんでした。そこから生命が誕生するまでなにがあったのでしょう。 まず単純な分子が大きな分子になるという化学進化が起こったことが考えら…

【講義メモ】糖質工学 #1

糖質は様々なバイオシグナルに関わっているようです。 何も知らない人が糖タンパク質と聞いて想像したとき、タンパク質と糖鎖の大きさの割合はおおよそタンパク質が大きいんだろうなと想像すると思います。(自分もそうでした)しかし、タンパク質と糖鎖は同…

「即戦力になる実験ノート入門 (わかる基礎入門)」 /吉村忠与志

即戦力になる実験ノート入門 (わかる基礎入門) 作者: 吉村忠与志 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2016/04/19 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る 私は実験ノートの書き方がいまいちわからなかったので、大学の図書館で借りて読みました。 こ…

【講義メモ】タンパク質構造論 #1

生物ではタンパク質組成がとても高いです。つまり生命限じゃあで主役となることが多いということを意味しています。動物細胞であればタンパク質の組成は水の次に多いです。 参照:https://rika-net.com/contents/cp0410/contents/s1/sec1-01-01.html 先生は「…

【講義メモ】 がんの生物学 #1

日本の昔の死亡率の原因一位は脳血管疾患だったが、医療が発達して寿命が延びたことによりDNA修復機構の衰えによる疾患、つまりがんによる死亡率が現在一位になりました。 最近自分の使ってるクレジットカードの会社からがん保険の優待?みたいなのが届いた…

「生命と記憶のパラドクス」福岡伸一

前回「動的平衡」という福岡伸一先生の本を読んで面白かったので、先生の本をまた買ってしまいました。 生命と記憶のパラドクス 福岡ハカセ、66の小さな発見 (文春文庫) 作者: 福岡伸一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/03/10 メディア: 文庫 この商…

「アインシュタインとコーヒータイム」カルロス・ I ・カル (著), ロジャー・ペンローズ/まえがき (著)

アインシュタインとコーヒータイム (コーヒータイム人物伝) 作者: カルロス・ I ・カル,ロジャー・ペンローズ/まえがき 出版社/メーカー: 三元社 発売日: 2015/12/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る テーマ アインシュタインの人物伝をインタ…

「動的平衡」 福岡伸一

今まで私が高校の生物の授業などで、なんとなく知ったホメオスタシスについて自分はそこまで深く考えたことはなかったのです。なんとなく「身体の状態は一定に保たれる」としか認識していませんでした。 ホメオスタシスは動的定常状態のことなので、ほぼ動的…