「即戦力になる実験ノート入門 (わかる基礎入門)」 /吉村忠与志

 

即戦力になる実験ノート入門 (わかる基礎入門)

即戦力になる実験ノート入門 (わかる基礎入門)

 

 

私は実験ノートの書き方がいまいちわからなかったので、大学の図書館で借りて読みました。

 

この本には実験ノートを書く意味や、その利点、またタイトルにあるように実験ノートの書き方が絵や写真を用いて丁寧に説明されていました。

 

指示に従って何も考えずに実験をすることを単なる「作業」であり、なにも生産性創造性もなくては成功に繋がることはなく、日々の実験で「気づき」を実験ノートに書き、試行錯誤することで成功につながると書かれていました。そこで私はしっかり実験ノートを書かないことは、無駄に時間を消費してるのと同じだと思いました。適当に実験をやってる大学生なら自分の今までを見直し、せっかく大学に行ってるならちゃんとやろうと思うきっかけになります。

 

他の人が自分の実験ノートを見て実験を追試して再現できるような実験ノートを作れば正解であると思いました。そうすれば実験ノートには自ずと必要なことが書き込まれるはずなのです。

 

この本には実験ノートに必ず書かなければならないこと、やってはいけないこと、大学で実験をする上で必要なことが説明されていて、自分も実践してみたいと思いました。